相続で知っておきたい言葉!遺留分・寄与分・特別受益分を説明!

「遺留分」「寄与分」「特別受益分」

この3つの言葉を聞いたことはありますか?

これら3つの言葉は、相続に関係する言葉です。

相続は何度も経験することではないので、正確に意味を知っている人も少ないです。

なので、当然相続を初めて経験する場合、何もわからないことが普通です。

そこで、今回は「遺留分」「寄与分」「特別受益分」これら3つの言葉の意味を説明していきます!

「遺留分」とは?

相続を受け取る人の中で、亡くなった方に近い関係の人は、受け取れる遺産を最低限保障されています。

この保証されている割合のことを、「遺留分」と呼んでいます。

亡くなった方の遺言に残っていた遺産相続が不公平だった場合、この「遺留分」という言葉が現れます。

ところが、近い関係でも遺留分を認められる方と認められない方がいます。

遺留分、つまり最低限の遺産相続を認められている人は、

・配偶者 

・子供、孫などの「直系卑属」

・親、祖父母などの「直系尊属」

です。

いくら近い関係でも親族関係でない人にも遺留分は認められていません。

最後に簡単にまとめると、「遺留分」とは、「受け取れる遺産のうち、最低限保証されている割合」のことです。

「寄与分」とは?

財産形成や看護など、何かしらの手段で亡くなった方に貢献していた人が、本来の相続より上乗せされた金額を受け取れる制度のことです。

遺留分とは違い、血縁関係かどうかは関係ありません。

また、最低限の相続を保証するためではなく、本来受け取れる相続より上乗せして相続を貰える制度なので、やはり遺留分とは結構違います。

寄与分を受け取れる権利を持つ行動のことを、「寄与行為」と呼びます。

寄与行為に当てはまるのは、以下の5つです。

1.家事従事

2.出資

3.療養看護

4.扶養

5.財産管理

亡くなった方に尽くした人と、亡くなった方に対して何もしなかった人が平等にお金を受け取れるのはおかしいですよね?

そのようなケースを防ぎ、亡くなった方に貢献してきた人にしっかり還元するというのがこの制度なのです。

最後に簡単にまとめると、「寄与分」とは、「亡くなった方に貢献した人へ、相続を上乗せして配る制度」のことです。

「特別受益分」とは?

亡くなった方が、遺産とは別にお金を贈与していたり、土地を渡していたりする場合があります。

このように遺産とは別に、亡くなった方から何か受け取っていたことを「特別受益」と呼びます。

この受け取ったもの全てが「特別受益分」となります。

本来平等に分けられるはずの遺産が、亡くなる前に別で渡されていると、不平等に遺産が相続されてしまいます。

本来受け取れるはずの遺産を受け取れなくなってしまうことを防ぐために、「特別受益分」を置くことで不平等を是正しているのです。

特別受益分に当てはまる贈与は、5つあります。

1.遺贈

2.学費

3.住むための住居

4.土地・建物の無償使用

5.生活費

「特別受益分」とは、「遺産相続とは別で、亡くなった方から受け取った何かしらの贈与」のことです。

まとめ

以上で説明したことを最後にまとめます。

・「遺留分」とは、「受け取れる遺産のうち、最低限保証されている割合」のこと。

・「寄与分」とは、「亡くなった方に貢献した人へ、相続を上乗せして配る制度」のこと。

・「特別受益分」とは、「遺産相続とは別で、亡くなった方から受け取った何かしらの贈与」のこと。

これらの言葉を丸暗記することはとても難しいと思います。

必要な場面で思い出せるよう、どんな時に出てくるのかだけでも覚えてきましょう!

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